第2話 気楽な気持ちでハノイ生活スタート

ハノイで仕事をするということで、アパートを借りてもらい、そこでの生活がスタートしました。いわゆるサービスアパートというやつで掃除洗濯をやってもらえます。(しかもアイロンも!)

バイクはうるさいですが、なかなかの快適ぶり。テレビも時差はありますが日本の番組が映りますし、ネットもできます。

あれ、意外と楽なんじゃねえの

そんな風に思い始めていました。

仕事とは言うと、基本的に今までやっていたようなプロジェクトマネジメントや客との対応で、設計をしてもらうために色々手間はかかりますが、コミュニケーターという通訳者もいますし、そこまで日本と差異があるわけではありません。

違うのはやっぱり定時になると、ベトナム人はすぱっと帰ります。日本人のようにだらだら残業しません。空気読んで残るなんてことしません。

そしてコンサルタントから渡された会社設立の書類にサインしてくれと、日本から指示が来るのです。